充填豆腐の賞味期限切れは食べても大丈夫?
賞味期限は「未開封でメーカーが推奨する方法で保存した場合に美味しく食べることができる」期間。
豆腐の場合は未開封で冷蔵庫に保存になります。
賞味期限が切れた充填豆腐は味が落ちることはありますが、食べられないわけではありません。
ただ、食べて問題が起きた場合は自己責任になるので注意しましょう!
豆腐を腐らせるのは大豆に含まれる「芽胞」という細菌。芽胞は10度以下の低温状態であれば発芽することはないので、豆腐は腐りません。一度芽胞から芽が出るとどんどん繁殖し豆腐が腐ります。
豆腐を半分つかって、残り半分を水をひたしたパックに入れることもありますが、すぐに痛みます。すぐに痛む理由は開封したときに芽胞が発芽したから。豆腐は一度開封したら使い切ったほうが良いですね。
賞味期限切れと消費期限の違い
充填豆腐と違い、木綿豆腐や絹ごし豆腐は消費期限と表記されていますよね。
消費期限は「未開封でメーカーが推奨する方法で保存した場合に安全に食べることができる」期間 。
消費期限が切れたものは安全ではない、腐っている可能性もあるので食べるのは控えましょう。
豆腐が腐っていないか見分け方
賞味期限は「適切な保存をしたときに美味しく食べられる期間」のため、賞味期限が切れてからも食べることはできます。
しかし場合によっては腐っていることも!
腐っている豆腐を食べないために!特徴を紹介しますね。
- パッケージが膨張している
- 酸っぱいにおい
- 黄色く変色
- 表面がねばついている
- 糸が引いている
パッケージが膨張しているのは細菌が繁殖、ガスが発生して膨らんでいる証拠。豆腐と開封する前から判断できます。
酸っぱいにおい、黄色く変色、表面がねばついている、糸が引いている豆腐は腐っています。食べるのは控えましょう。
充填豆腐とは何?絹ごし・木綿豆腐との違い
豆腐といえば絹ごし豆腐、木綿豆腐をよく聞きますよね。充填豆腐とどのような違いがあるのでしょうか。
製造方法が異なるのが大きな違いです。
絹ごし豆腐
水に数時間漬けた大豆を煮て砕いて、豆乳を作ってからにがりを加えて固める
固まったら1丁ずつ切り水にさらす
手作業でパックにつめる
木綿豆腐
いったん固まった豆腐を砕いて、木綿を敷いた型に入れる
重しをかけて水抜きをする
1丁ずつ切り手作業でパックにつめる
充填豆腐
豆乳+にがりまでは他の豆腐と一緒
充填豆腐は豆乳+にがりをそのまま容器へ流し込む
流し込んだ後は密閉し加熱・冷却し完成!
充填豆腐ができるまでのとても分かりやすい動画があったのでご覧ください♪
豆腐の製造方法の違いが、賞味期限が違うポイントになります。
絹ごし豆腐、木綿豆腐は水にさらし手でも触れます。その後は菌の処理はしないため、雑菌が繁殖する可能性が高いので「消費期限」と食べられる期間が短く設定されます。
充填豆腐は水にさらさない、空気に触れるのは一瞬、密閉され加熱処理されるので雑菌がかなり繁殖しづらいんです。
雑菌が繁殖しづらいことから充填豆腐の賞味期限は絹ごし豆腐、木綿豆腐と比べてとても長いです。
可愛い形、おもしろい形の豆腐をスーパーでよく見かけますよね。それも充填豆腐です。充填豆腐は容器に流し込むので様々な形の豆腐ができるのも特徴。味もゆずやバリエーションが豊富です。
充填豆腐の賞味期限切れは食べても大丈夫?他の豆腐との違いも解説!まとめ
充填豆腐の賞味期限切れは食べても大丈夫なのか、豆腐が腐っていないか見分けるポイント、充填豆腐と他の豆腐の違いも解説しました。
- 未開封で冷蔵庫に保存した充填豆腐なら賞味期限が切れても食べられる
- 豆腐が腐ってる見分け方
パッケージが膨張している
酸っぱいにおい
黄色く変色
表面がねばついている
糸が引いている - 充填豆腐は他の豆腐と製造方法が異なる
- 充填豆腐は雑菌が繁殖する可能性が低いので賞味期限も長い
絹ごし豆腐、木綿豆腐は消費期限がきれて食べれないこともありますが、賞味期限が長い充填豆腐は重宝しますね。
こちらの記事では木綿豆腐・絹ごし豆腐を長持ちさせる保存方法について紹介しています♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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