イチジクを食べてはダメ?胃痛、下痢、嘔吐がおきる?
イチジクは食べてはダメではありません。食べ過ぎがダメと言われています。
食べ過ぎると、下痢、胃痛や嘔吐、肥満になる可能性があります。順に説明していきますね。
下痢
イチジクにはペクチンという水溶性の食物繊維が含まれています。水溶性の食物繊維は、便を軟らかくする効果があるため、便秘の改善に良いと言われるイチジク。しかし食べ過ぎると下痢になるので注意が必要です。
胃痛・嘔吐
イチジクはアクの成分が多く含まれています。このアクの成分を摂りすぎると胃痛や嘔吐になることも。アクは未熟なイチジクに多く含まれています。
肥満
食べ物は何でも摂りすぎは肥満になりますが、特に注意なのがドライフルーツ!
通常のいちじくは100g約54Kcal、糖質10g。
ドライフルーツのいちじくは100gあたり約292kcalと高カロリー。1個7gで約20kcal。
ドライフルーツは栄養が濃縮されており、手軽に食べられる健康食品とされていますが、食べすぎには注意しましょう!ドライフルーツのイチジクは1日3~4個が目安になります。
イチジクに毒性はある?皮には注意!
イチジクに毒性はありません。しかし、皮には注意が必要です!
イチジクの皮にはたんぱく質を分解する酵素(フィシン)が含まれています。
フィシンは消化を促進するので、食後に摂ると良いとされているのですが、体に合わないとアレルギーを発症することもあります。
アレルギーの特徴は口の中、口の周り、喉の奥が腫れる、痒くなることがあります。口腔(こうくう)アレルギー症候群と呼ばれ、ひどいと呼吸困難になることも。症状がでたら食べるのは控えましょう。
他のフルーツの口腔アレルギー症候群
キウイフルーツに含まれるアクチニジン、パイナップルに含まれるプロメラインでも同じように、口のアレルギーが出ることがあります。
アレルギー体質の方はイチジクの皮を食べる際は注意が必要です。皮をむいて食べると安全ですね。
美味しいイチジクを選ぶポイントは?
美味しく安全にイチジクを食べるには、イチジクを買う時に見分けるのが重要!
スーパーで簡単に見分けることができます。美味しいイチジクを見分けるポイントはこちら。
緑色の部分が少なくヘタまで赤紫色
香りが強い
皮に張りと弾力がある
ふっくらと丸く大きい
実の底の部分が割れかかっている
順に紹介していきますね。
緑色の部分が少なく、ヘタまで赤紫色に色づいている
イチジクは熟すと緑色から赤紫色に変化していきます。緑色のイチジクは熟していないのでアクが強く、胃痛や嘔吐になる可能性が高いです!緑色のイチジクは選ばないようにしましょう。
香りが強いもの
イチジクにかぎらず、香りが強くなってきたフルーツは食べごろの目安になります。イチジクの甘い香りがするか手に取って確認してみると良いですね♪
皮に張りと弾力がある
皮に張りと弾力があるイチジクは新鮮で熟しているイチジク。いくつかのイチジクを触ってみて皮が固いと感じるものは控えましょう。
ふっくらと丸くて大きい
成長していないイチジクは丸みがないのが特徴。ふっくらと丸く大きいイチジクは成長しています。
実の底の部分が割れかかっている
実の底の部分が割れかかっていると「傷ついててよくないんじゃ…」と思いますが、実は完熟している証拠。しかし、実の底の部分が割れすぎているイチジクは美味しくないので、「割れかかっている」がポイントです。
イチジクを食べてはダメ?毒性がある?美味しいイチジクの選び方!まとめ
イチジクを食べてはダメか、毒性があるのか、美味しいイチジクの選び方を紹介しました。
- イチジクは食べすぎに注意!
下痢、胃痛・嘔吐、肥満のリスク - イチジクの皮でアレルギーを起こすこともある
- 熟しているイチジクを選べば美味しく安全に食べられる
栄養価の高いイチジク。ついたくさん食べてしまいますが、ほどほどにが大切ですね。
イチジクの皮でアレルギーを起こすこともあるので、アレルギー体質の方は注意が必要です。
美味しいイチジクは簡単に見分けられます。ぜひ買う際は実践してくださいね。
イチジクの旬や食べ方、保存方法についてこちらの記事で解説しています♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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