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身内が亡くなったら初詣は控えるべき?神社とお寺の違い
身内が亡くなったら初詣は控えるべきか、神社とお寺で異なります。
神社は忌中のあいだは初詣を控えるべき
お寺は参拝して良い
とされています。詳しく説明しますね。
神社は忌中の間は初詣を控えるべき
古来より日本では神道が信仰されていました。
神道では死が穢れ(けがれ)とされており他人に死がうつらないよう、忌中の期間は外部との接触を断っていました。
忌中の期間は神道では50日間(五十日祭まで)とされています。
神社は神様がいる清浄なところになります。死は忌み嫌われているため、忌中の期間は神社の鳥居をくぐってはいけません。
しかし、地域や神社によっては喪中の1年間は初詣は控えるべきというところもあります。
地域に根付いた信仰が優先されるため、その場合は慣習にならいましょう。
お寺は参拝して良い
仏教では死は穢れとされておらず、極楽浄土への旅立ちとされています。
お寺は仏教の考えに基づいており、お寺でお葬式が行われることや、お寺によってはお墓があるところも。
お寺は忌中・喪中関係なく参拝できます。
また「故人や先祖に新年の挨拶をする」という考えもあり、お寺の参拝は供養になるとされています。
喪中の続柄の範囲はどこまで
続柄とは血縁関係や婚姻関係をさす言葉になります。
一般的には2親等まで喪に服すと言われていますが、厳密な決まりはありません。
3親等より遠い続柄でも、故人との関係が深ければ喪に服しても良いでしょう。
配偶者 | 夫や妻 |
1親等 | 父母、配偶者の父母、子ども |
2親等 | 兄弟姉妹、その配偶者、祖父母、孫、配偶者の祖父母・兄弟姉妹、その配偶者 |
3親等 | 曾祖父母、おじ・おばとその配偶者、甥姪、ひ孫、配偶者の曾祖父母 配偶者のおじ・おばとその配偶者 |
ひな
次ページでは忌中と喪中の違い、意味と期間について紹介しています。
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