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啓蟄を分けた「蟄虫坏戸」「桃始笑」 「菜虫化蝶」の文例も紹介
啓蟄は二十四節気のひとつ。二十四節気をさらに分けたものを七十二候といいます。
啓蟄を七十二候で分けたものは「蟄虫坏戸」「桃始笑」「菜虫化蝶」 になります。
3月5日~9日頃の挨拶「蟄虫坏戸」
読み:すごもりむしとをひらく
意味:冬に土中にこもっていた虫が出てくる
文例
「蟄虫坏戸の候、」
「蟄虫坏戸、巣ごもりの虫が戸を開く季節になりました。」
「春の陽気に誘われて虫たちも姿を現し始める季節になりました。」
3月10日~14日頃の挨拶「桃始笑」
読み:ももはじめてさく
意味:桃の花が咲き始める
文例
「桃始笑の候、」
「桃のつぼみがほころび花が咲き始める季節になりました。」
「桃の花が春の訪れを告げる季節になりました。」
3月15日~19日頃の挨拶「菜虫化蝶」
読み:なむしちょうとなる
意味:青虫が孵化してモンシロチョウになる
文例
「菜虫化蝶の候、」
「やわらかな春の日差しを浴びて蝶が舞う季節になりました。」
「菜虫が蝶になり羽ばたく季節になりました。」
ひな
啓蟄や七十二候についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
啓蟄の候の読み方と使い方、手紙の文例も紹介
今回は啓蟄の候の読み方と使い方、手紙は個人・複数・ビジネス・親しい友人に使える文例から、啓蟄をさらに分けた七十二候の文例も紹介しました。
- 啓蟄の候の読みは「けいちつのこう」
- 啓蟄とは 土の中にこもっている虫が春の陽気を感じて外に出てくる、春の訪れを表す言葉
- 使える期間は2020年は3月5日~3月19日春分まで
- 手紙の書きだしは「頭語+時候の挨拶+安否を気遣う言葉」
- 頭語と結語はセットで使う
- 啓蟄の七十二候「蟄虫坏戸」「桃始笑」「菜虫化蝶」も手紙につかえる
使い方を知ると手紙を書くのが楽しくなりますね。
啓蟄を季語でつかう時期、俳句をこちらで紹介しています。
啓蟄を季語でつかう時期、俳句の紹介!有名な俳句も
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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