土用の丑の日2020春はいつ
土用の丑の日2020春
4月16日(木)と4月28日(火)
土用の期間
4月16日(木)~5月4日(月)
二十四節気の立夏(りっか)5月5日の直前である約18日間が土用の期間。
夏のイメージが強い土用ですが、土用は年4回もあります!春夏秋冬の季節の移り変わりの期間が土用になります。
そして春土用の期間中の丑の日が4月16日(木)と4月28日(火)となっています。
丑(うし)の日とは
丑は十二支のひとつ。古来より中国で用いられている年月日や方角を表したものになります。
日本でなじみ深いのは干支(えと)の丑。
1年ごとに十二支(干支)が決まっていますよね。実は1年単位だけでなく日にちも十二支が当てはまっており、12日で1周します。
十二支
子(ね)、牛(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)
土用の期間は18日、十二支は12日で1周のため、場合によっては丑の日が2回あることも。
春の土用の丑の日は、土用の期間中に2回丑の日があるので、4月16日(木)と4月28日(火) となります。
土用の丑の日 食べ物
春の土用の丑の日の食べ物は、戌(いぬ)の日に「い」のつくもの白いものを食べると良いとされています。
戌の日は4月25日(土)。
「い」のつくもの
いわし、いちご、イカ、いんげん豆、芋
「白い」食べ物
大根、しらす、豆腐
土用の丑の日にはなぜうなぎを食べるの?
気になるのが、夏の土用の丑の日に食べる「うなぎ」。
スーパーやコンビニでも「土用の丑の日 うなぎ」という広告が貼り出され販売されています。
ではなぜうなぎを食べるのでしょうか。
土用の丑の日にうなぎを食べ始めたのは江戸時代までさかのぼります。
うなぎの旬は冬、夏にうなぎが売れないためうなぎ屋は困っていました。どうにか売れないかと江戸時代の学者、平賀源内(ひらがげんない)に相談。
平賀源内が「本日 土用丑の日」というキャッチコピーをつくり、店先にこの広告を貼りだしたところ大当たり!この習慣が現代でものこり「夏の土用の丑の日はうなぎ」とされています。
じゃあうなぎ食べなくても良いのかな…と思いますが、うなぎは「最高の健康食」!
ビタミンA、ビタミンB1・B2、ビタミンD、ビタミンE、亜鉛、カルシウム、DHA、EPAが豊富に含まれています。
そしてうなぎって普段なかなか食べないですよね。土用の丑の日にはスーパーやコンビニでうなぎが販売されているので、この機会に健康を考えて食べるのも良いと思います。
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